リバプールのクラブ史上最年少得点記録保持者である17歳のFWベン・ウッドバーンが9月2日の2018年ワールドカップ予選におけるオーストリア戦で交代出場し、決勝点となるゴールを決めている。3日、英紙「インディペンデント」が報じた。
先週土曜日のオーストリア戦で後半0-0の状況で交代出場を果たし、その約4分半後、強烈なミドルシュートでゴールを決めウッドバーンは鮮烈な代表デビューを果たした。これはレアルマドリード11番ガレス・ベイルが持つ代表史上最年少得点記録に次いで二番目の得点になる。
ウッドバーンはイングランド出身だが母方の祖父がウェールズ出身でもあり、自身の希望もありウェールズ代表を選ぶかたちになった。2014年に年代別のイングランド代表招集も経験しているがこれを蹴り、年代別代表もウェールズで通している。ウェールズの伝説的な元代表であるイアン・ラッシュ氏によるとイングランドサッカー協会はウッドバーンのイングランド代表招集をあきらめきれず、同選手の考えを変えようと何度か試したようだと明かしている。しかし同選手のウェールズ代表に対する情熱は変わらなかったようだ。
なお、ウェールズ代表はモルドバ代表と5日対戦するがウッドバーンの先発出場はないものと見られている。
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