サガン鳥栖は18日午後、今シーズン開幕を前に「世界一安全なスタジアム計画」を始動することを公式発表している。
サガン鳥栖のホームゲームでは、2017年シーズンのホームゲームでひとりの女性がスタジアム内で倒れたという苦い過去がある。幸いにもこの女性は命に別状はなかったものの、クラブでこのようなサポーターを守ることができないようなことが起こらないように今季から新たな取り組みを始める。
このプロジェクトでは2019明治安田生命J1リーグの第1節・対名古屋グランパス戦でセーフティーカードを配布。スタジアムに訪れたファンはこのカードからアンケートに回答することにより、事前に患者となる方の基本情報(個人健康記録)を把握することが大きな目的となっている。
これにより有事の際の初期対応・治療を迅速に行うことができ、ファンを守ることができる可能性が高まるという効果が見られるようだ。
なおこのプロジェクトは佐賀大学医学部附属病院の阪本教授監修のもと、やサガン鳥栖のスポンサーであるらいふ薬局の協力のもと行われる。
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