
インテルのラジャ・ナインゴラン 写真:inter.it
インテルの元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランにどうやら今冬退団の可能性が浮上しているようだ。現地時間24日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』がこれを伝えている。
ナインゴランは今夏にローマから加入したものの、シーズン開幕時から負傷の影響もあり、ここまで本調子からは程遠いパフォーマンスに終始していた。
またローマで度々問題行動を起こしていたことで話題を集めていた同選手であるが、今週トレーニングへの遅刻を数回にわたり繰り返していたことからクラブから活動禁止処分という厳罰が下されており、ナポリ戦を含む年内残り2試合の欠場がほぼ確実となっている。
その中、クラブ首脳陣はナインゴランに対して不満を募らせているものとみられ、来年1月にオファーが届けば放出を検討する模様。またナインゴラン獲得時に移籍金3800万ユーロ(約48億円)に加えて譲渡されたMFニコロ・ザニオーロがローマで頭角を現していることも、首脳陣がナインゴランに対して不満を抱いている要因となっているようだ。
なおインテルは今月に元ユベントスCEO(最高経営責任者)のジュゼッペ・マロッタを招へいしている。この同氏の招へいにより、これまで喫煙や規律違反をはじめとする問題行動を起こしてきたナインゴランに対する見方が非常に厳しくなった可能性があるという声も上がっており、同選手の今後が不透明となっている。
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