来夏での退団が決定的となっているアーセナルのウェールズ代表MFアーロン・ラムジー。アーセナルの中盤において、攻撃にリズムと違いを生み出せる同選手の存在は大きい。そこで今回は、ラムジーの代役候補としてアーセナルにお勧めしたい5人の選手をご紹介する。
ピオトル・ジエリンスキ
クラブ:ナポリ
年齢:24
新加入ファビアン・ルイスの存在もあり、中々スタートから試合に出ることができていないジエリンスキ。彼がサブとして有能な選手ということもあるが、その状況に満足しているかはわからない。彼の魅力は中央でもサイドでも高い水準でプレーできる点にある。3-4-2-1の2シャドーとしてもプレーできるだろう。マウリツィオ・サッリの下でプレーしていたこともあり、戦術にも柔軟に対応できる。また、守備時の貢献度も高く、ウナイ・エメリの要求する基準は満たすはずだ。
ハカン・チャルハノール
クラブ:ミラン
年齢:24
ミランでもがき苦しんでいるのがチャルハノールだ。パフォーマンスが上がらず、結果が出ないことで今冬や来夏での売却も噂されているほどだ。ただ、彼のパスの精度やサイドチェンジ、ミドルレンジからのシュートは魅力的だ。代表チームでも大黒柱としての存在感を増している。また、バイエル・レバークーゼンでプレーしていたこともあり、ネガティブトランジションの早さも魅力。セリエAでは発揮しきれていない才能が、プレミアで爆発する可能性もあるだろう。
ロレンツォ・ペッレグリーニ
クラブ:ローマ
年齢:22
今夏にアーセナルが獲得に動いていたとされているペッレグリーニ。長身ながら高い足元の技術を持っており、縦への推進力も魅力的だ。彼がいるときといないときのローマのカウンターの威力は様変わりする。また、一瞬の閃きを具現化できるパス精度もあり、様々な質のボールを供給できる。間違いなく違いを生み出せる選手だ。現在は負傷中だが、来夏の獲得には問題ないだろう。
セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ
クラブ:ラツィオ
年齢:23
190cmを超える伸長を武器に、攻守あらゆる局面で高い能力を発揮するサビッチ。彼のプレーの幅の広さは本当に希少価値が高い。ロングボールのターゲットマンにもなれるし、中盤の底から組み立てることもできる。シモーネ・インザーギは非常に難しい守備での役割を中盤の選手に与えるが、マルコ・パローロとともに正確にこなしている。そんなサビッチは今シーズン、数字の上で結果を残していないことなどから市場価値が下がり始めている。現実的な選択肢の1つとなるだろう。
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