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グローブ・サッカー・アワードの候補者が発表。今年の受賞は誰が相応しい?

来年1月3日、第10回『グローブ・サッカー・アワード』がドバイで開催される。同賞は『バロンドール』、『ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ』と並ぶ権威ある表彰式の一つである。今年の受賞候補者が決定したので、分野別でご紹介したい。


年間最優秀選手候補

・アントワーヌ・グリーズマン
・クリスティアーノ・ロナウド
・キリアン・ムバッペ

年間最優秀選手の候補者は3名。『ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ』で最優秀選手賞に選出されたルカ・モドリッチは候補外となった。

1人目の候補者はアントワーヌ・グリーズマン。所属クラブのアトレティコ・マドリードでUEFAヨーロッパリーグを制覇し、フランス代表をFIFAワールドカップ優勝に導いた。

2人目の候補者はクリスティアーノ・ロナウド。前所属レアル・マドリードで前人未到のUEFAチャンピオンズリーグ制覇を達成。ユベントス移籍後もその影響力の強さは変わりない。一昨年から2年連続で『グローブ・サッカー・アワード』年間最優秀選手賞を獲得している。

3人目の候補者はキリアン・ムバッペ。グリーズマンと同じくフランス代表のFIFAワールドカップ優勝に大きく貢献。“サッカーの王様”ペレ以来、10代でのFIFAワールドカップ決勝でのゴールも達成した。


年間最優秀監督候補

・ディエゴ・シメオネ
・マッシミリアーノ・アッレグリ
・ディディエ・デシャン
・ユルゲン・クロップ
・ジネディーヌ・ジダン

年間最優秀監督の候補は5名。『ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ』で最優秀監督に輝いたデシャン、2位のジダンは候補入りしたが、3位のクロアチア代表監督ズラトコ・ダリッチは候補外となった。

前人未到のUEFAチャンピオンズリーグ3連覇を達成したジネディーヌ・ジダン、フランス代表をFIFAワールドカップ優勝に導いたディディエ・デシャンが有力候補となっている。


年間最優秀クラブ

・レアル・マドリード
・アトレティコ・マドリード
・リバプール

年間最優秀クラブの候補は3つのクラブに絞られた。昨季UEFAチャンピオンズリーグでは前人未到の3連覇を達成したレアル・マドリードだが、リーグ戦では1位バルセロナと勝ち点17差の3位。最有力候補であることに違いはないが、今季の低迷も考慮すると、必ずしも受賞できるとは言い切れない。

アトレティコ・マドリードはUEFAヨーロッパリーグで優勝。リーグ戦ではレアル・マドリードよりも上位の2位でシーズンを終えた。今季もここまで3位とレアル・マドリードよりも悪くない成績を保っており、対抗馬として考えられる。

リバプールはUEFAチャンピオンズリーグ決勝でレアル・マドリードに敗れ、無冠でシーズンを終えたものの、センセーショナルな戦いで世界中のサッカーファンを虜にした。ただ、今年度の受賞は難しいと予想されている。


年間最優秀代理人

・ジョルジュ・メンデス
・ジョナサン・バーネット
・ステファノ・カスターニャ

年間最優秀代理人の候補は3名。1人目の候補者はジョルジュ・メンデス。夏の移籍市場ではクリスティアーノ・ロナウドのユベントス移籍を実現させた。

2人目の候補者はジョナサン・バーネット。ガレス・ベイルの代理人として知られ、同選手の出場機会確保などに一役買ったと噂されている。

3人目の候補者はステファノ・カスターニャ。アリソン・ベッカーのリバプール移籍を実現させている。