南米王者を決めるコパ・リベルタドーレス決勝2ndレグ・CAリーベル・プレート対ボカ・ジュニアーズの開催地がイタリアのジェノバになる可能性があるようだ。現地時間26日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを伝えている。
史上初となる決勝での“スーペル・クラシコ”実現で大いなる盛り上がりを見せていたコパ・リベルタドーレスであるが、現地時間24日晩にリーベル・プレートのホームでキックオフの予定だった2ndレグはリーベル・プレートサポーターがボカ・ジュニアーズのチームバスを襲撃し、複数選手を負傷させたことにより、南米サッカー連盟(CONMEBOL)が翌日に延期することを発表。
さらにボカ・ジュニアーズ側から試合をできるコンディションにないという申し立てを受けたことにより、CONMEBOLは開催日程未定のまま再延期を決断している。
両クラブの会長は現在パラグアイで開催場所や開催日程などについて話し合いを行っているものとみられる。その中、両クラブの本拠地があるアルゼンチンの首都・ブエノスアイレスと歴史的な繋がりの深いジェノバ市が開催地のオファーを提示しているようだ。
なお各大陸王者と開催国王者が集うFIFAクラブワールドカップが12月12日からUAE・アラブ首長国連邦で開催されることを考慮した上での開催日時を決定しなければならないことから、議論を急ぐ必要があるという意見が周囲からあがっているようだ。果たしてコパ・リベルタドーレス決勝の国外開催は実現の方向に向かうことがあるのだろうか。
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