代表チーム ポルトガル代表

フェイントを隠れて真似? Cロナウドの過去を元ポルトガル代表ルイ・コスタ激白

 かつてフィオレンティーナやミランなどでプレーしていたルイ・コスタ氏はポルトガル代表で同僚だったユベントスのFWクリスティアーノ・ロナウドについて語っているようだ。現地時間6日、イタリアメディア『イル・ポスチーチポ』がこれを伝えている。

 ルイ・コスタとクリスティアーノ・ロナウドはかつてEURO2004の舞台でともに戦った盟友であるとともに、ルイ・コスタはこの大会で準優勝に終わった後に代表引退を表明している。

 そんなルイ・コスタは若かりし頃のロナウドについて「代表で若いロナウドとプレーすることがあったよ。代表デビューしたばかりの頃だったけど、すぐ私たちのプレーにフィットした。そして毎日私たちに異なるフェイントを見せてくれた。彼のフェイントをその場で試すのが恥ずかしかったので、彼に隠れたところで試していたね(笑)」と面白いエピソードを持ち出している。

 また同氏はある日の出来事について「夕食の時には、私たちポルトガル代表の選手はチームプレーの重要性について彼に話したかったけど、彼はドリブルの話ばかりの話ししていたよ」と語っている。

 そして「私たちポルトガル代表の選手全員は彼がいつかバロンドールを勝ち取ることを知っていた。力も判断力もテクニックもずば抜いていたからね」と若い頃から同選手の能力の高さが周囲から認められていたことを明かしている。

 最後にメッシとのライバル意識に関して「2人とも同じ世代、同じリーグにずっとプレーしていた。どちらも並外れた才能を持っていたので、ライバル意識がお互いの成長に繋がっていた。バロンドールを獲得するにはお互いに油断できないと思っていただろう。ここ10年にバロンドールはこの2選手にずっと傾いていたのは偶然ではないだろう」と自身の見解を示した。