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ベルルスコーニ買収の伊3部モンツァ、元ミラン監督招へいを発表

 元ミラン会長のシルビオ・ベルルスコーニ氏がオーナーを務めているセリエCのモンツァはクリスティアン・ブロッキ監督の招聘(しょうへい)を公式発表した。現地時間22日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを伝えている。

 モンツァは9月末にベルルスコーニ氏が株式を100%取得すると同時に、CEO(経営最高責任者)にはかつてミランでもともに仕事をしていたアドリアーノ・ガッリアーニ氏が就任している。

 またベルルスコーニ氏は同クラブの目標として最短期間でのセリエA昇格を掲げたほか、選手に対してフェアプレーに徹するように求める声明を発表するなど、変革を与える姿勢を見せている。

 その中、モンツァは新たにブロッキ氏の監督就任を発表。同氏はかつて2014年からミランのプリマベーラを率いると、2016年4月から約2ヵ月間に渡り、ミランのトップチームを指揮していた経験を持っている。

 なおモンツァはここリーグ戦5試合で未勝利に終わっており順位も9位まで下げている。監督交代に踏み切った同クラブは果たしてトンネルを抜け出して再び上位争いに食い込むことができるのだろうか。