ラツィオの過激サポーター(ウルトラス)のグループは現地時間29日に行われるローマとのダービーマッチ直前に声明を出しているようだ。現地時間28日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを伝えている。
ローマダービーは毎年両チームのサポーターによりゴール裏が熱狂に包まれるほか、試合前にはコレオグラフィーが掲げられるなど世界でも有終のダービーマッチとして知られているが、今シーズン最初のローマダービーは少し違った雰囲気の中で行われるようだ。
ラツィオのウルトラスグループはクラブに対する抗議の意思を示すべく、この一戦でバナーを一切掲げないほか、コレオグラフィーについてもお披露目しないことを明かしている。またウルトラスのメンバーはキックオフ直前までスタジアムの席につかないことも発表している。
ピッチ内でもスタンドも敵意剥きだしの中で行われ、スタディオ・オリンピコ全体が熱狂に包まれるローマダービーではあるが、今回のラツィオウルトラスの声明が少なからず何らかの影響を与えるかもしれない。
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