アーセナルやミランなど、無敗優勝を成し遂げたクラブは存在するがサッカー史上1度も成し遂げられていない全勝優勝。引き分けという結果が存在する以上、その難易度は常軌を逸していると言えるだろう。今回は、ここまで全勝中の5クラブをご紹介。史上初の偉業を成し遂げるクラブは現れるだろうか?
リバプール
難敵、トッテナム・ホットスパーを第5節で破ったリバプール。今夏に行った補強は成功といえる結果をここまでは残している。得点を決めるべき選手がしっかりと仕事を果たして、勝ち点3を獲得していることも素晴らしい。5連勝のまま19日に迎えるパリ・サンジェルマン戦。リーグ戦での勢いをチャンピオンズリーグでも発揮したいところだろう。
チェルシー
コミュニティシールド以降敗戦を免れているチェルシー。撃ち合いとなった第2節のアーセナル戦をものにするなど、ここまでは順調といえるだろう。新監督マウリツィオ・サッリの評判も上々で、ジョルジーニョはすでにクラブを支える中心選手となっている。CL出場権奪回の可能性は非常に高いと言えるだろう。
バルセロナ
第4節のレアル・ソシエダ戦は、まさに昨シーズンのような風格を見せた。1-0でリードされながらも負けるような雰囲気を出さずに、最後には逆転してしまうのだ。アトレティコ・マドリード、レアル・マドリードに全勝優勝の可能性は早くも消えた。サッカー史を動かすのはバルセロナになるかもしれない。
バイエルン・ミュンヘン
圧倒的な1強体制というこを考えれば、バイエルンが最も全勝優勝に近いのかもしれない。3試合を終えて9得点2失点と攻守のバランスも抜群だ。リーグ戦では今シーズンも優勝候補筆頭だろう。不安な点があるとすればケガ人。コランタン・トリッソは半年の離脱が予想されており、キングスレイ・コマンもブンデス復帰戦で負傷。ラフィーニャも負傷により欠いている。チャンピオンズリーグへの影響は大きいだろう。
ユベントス
今夏にクリスティアーノ・ロナウドを獲得したユベントスも全勝で第4節を迎える。彼らを圧倒的と言える理由の1つに、C・ロナウドが結果を残さずとも勝ちきっている面がある。チーム全体の戦力が他のチームより頭3つ分ほど抜き出ているのだ。マッシミリアーノ・アッレグリ監督はサッスオーロ戦前日会見で「彼の日になるかもしれない」とC・ロナウドの活躍を予想するようなコメントを残している。彼が自身の仕事をしっかりとこなせるようになれば、全勝優勝も夢ではない。
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