Jリーグ

企業が命名権を持つ世界各国のスタジアム【Jリーグ編】

弊サイトではここまで『企業が命名権を持つ世界各国のスタジアム【ブンデスリーガ編】』、『企業が命名権を持つ世界各国のスタジアム【プレミア・リーグアン編】』、『企業が命名権を持つ世界各国のスタジアム【欧州その他編】』を紹介した。今回はJリーグクラブのホームスタジアムのうち、企業が命名権を持っているスタジアムをご紹介する。


ユアテックスタジアム仙台

使用クラブ:ベガルタ仙台
命名権取得企業名:ユアテック
分野:電気工事会社

仙台スタジアムは、宮城県仙台市泉区の七北田公園にあるサッカー、ラグビー、アメリカンフットボールの球技場である。仙台市に本社を置く電気工事会社のユアテックが命名権を取得しており、2006年からユアテックスタジアム仙台の呼称を用いている。


ヤマハスタジアム

使用クラブ:ジュビロ磐田
命名権取得企業名:ヤマハ発動機
分野:二輪車製造

ヤマハスタジアムは1978年にヤマハ発動機サッカー部のホームグラウンドとして完成し、1993年以降に客席増設など改修工事を重ねており、2003年に現在の名称に変更している。


ベストアメニティスタジアム

使用クラブ:サガン鳥栖
命名権取得企業名:ベストアメニティ
分野:健康食品関連

2013年以降は鳥栖市が運営管理を行っている鳥栖スタジアムは、2008年に福岡県久留米市のベストアメニティが命名権を取得。今月27日には命名権の契約締結式が行われ、来季も引き続きスタジアム名がベストアメニティスタジアムとなっている。


味の素スタジアム

使用クラブ:FC東京、東京ヴェルディ
命名権取得企業名:味の素
分野:食品関連

2001年に調布飛行場跡地に完成した東京スタジアムは、2003年から味の素が命名権を取得しており、サッカーだけでなくコンサートやラグビーなど様々なイベントで使用されている。


日産スタジアム

使用クラブ:横浜Fマリノス
命名権取得企業名:日産自動車
分野:自動車製造

日本国内最大の72,327席を誇る横浜国際総合競技場は2002年のFIFAワールドカップ決勝が開催されたスタジアムであり、横浜Fマリノスの親会社である日産自動車が2005年に命名権を取得している。


ヤンマースタジアム長居

使用クラブ:セレッソ大阪
命名権取得企業名:ヤンマー
分野:建築機械、農業機械関連

1964年完成と歴史のある長居陸上競技場は、2002年のFIFAワールドカップや2007年の世界陸上など国際大会で使用されており、2014年に5年契約でセレッソ大阪の親会社であるヤンマーが命名権を取得している。


エディオンスタジアム広島

使用クラブ:サンフレッチェ広島
命名権取得企業名:エディオン
分野:家電量販関連

1992年に完成した広島広域公園陸上競技場は、2013年にエディオンが命名権を取得。広島市北西部のニュータウン内にありアクセスが不便ということもあり、ファンが新スタジアム建設の声をあげている。


三協フロンテア柏スタジアム

使用クラブ:柏レイソル
命名権取得企業名:三協フロンテア
分野:建設用設備器材の製造販売

日本で一番とも言われている観客席とピッチとの距離の近さが売りである日立柏サッカー場は、2018年シーズンの開幕前に柏市に本社を構える「三協フロンテア」との契約期間3年によるスタジアムネーミングライツを締結したことによりスタジアム名が変更されている。