チェルシーのスペイン代表GKケパ・アリサバラガは自身がGK史上最高額で移籍したことについて全く気にかけていないようだ。現地時間4日、スペイン紙『アス』がこれを伝えている。
チェルシーは今夏にベルギー代表GKティボー・クルトゥワをレアル・マドリードに放出しており、同選手の後釜としてアトレティコ・マドリードのスロベニア代表GKヤン・オブラクに接触を図っていた。
しかし同選手がこれを拒否したことから、ターゲットをケパに切り替え、アスレティック・ビルバオに対して契約解除金満額の7160万ポンド(約102億円)を支払うことで合意に至り、獲得が実現した。
ケパはこのGK史上最高額を伴っての移籍について「移籍金額は僕に何も関係ない。ただマーケットによって決まるものだ。移籍金額は年々上昇しており、この傾向は今後も続くだろう。なので僕は移籍金額については何も心配することはないし、至って普通のことだ」と語っており、自身の移籍金を重圧に感じていないことを明かしている。
また同選手は続けて「チェルシーでのスターとはうまくやれているよ。試合に勝利した時や僕自身がクリーンシートを達成すると気分良いね。チェルシーでは僕がやってくる前に多くのスペイン人選手が成功を収めているし、彼らが今でもここにいるから、僕にとってチェルシーは最高の環境だよ」とコメント。移籍する決め手の1つとしてスペイン代表FWアルバロ・モラタやMFマルコス・アロンソなどスペイン人選手が多く在籍していたことを挙げている。
なおチェルシーはマウリツィオ・サッリ監督のもと、ここまで開幕からリーグ戦4連勝を飾っており、2位につけている。またケパはここまで出場4試合中、2試合でクリーンシートを達成するなど安定感を見せている。
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