効果的に補強を行ったリバプールと、大幅な補強を行ったウェストハム・ユナイテッドのプレミアリーグ第1節は、4-0でリバプールの勝利に終わった。今回はこの試合から見えた、両チームにとって重要な5つのことをご紹介する。
ナビ・ケイタとの契約は成功
契約の締結には時間を要したが、最終的にケイタの獲得は成功と言えそうだ。ジェイムズ・ミルナーとジョルジニオ・ワイナルドゥムの前に陣取り、ウェストハムの中盤を駆け抜けてピンポイントのパスで揺さぶりをかけた。ケイタの尽きることのないスタミナと創造性は、大きな武器になりそうだ。
ハマーズの新加入選手は結束に時間がかかる
紙の上では素晴らしい移籍期間となったが、獲得した選手たちがチームとしての練度を上げるには時間が必要だ。ただ、アウェイのリバプール戦ということもあり、この試合だけで判断するのは危険。今後も注視していく必要があるだろう。
ダイクの相方はジョー・ゴメスで決まり?
リバプールの唯一の懸念であったフィルジル・ファン・ダイクの相方問題。1つの解決策がジョー・ゴメスになりそうだ。様々なポジションをこなしてきたが、CBという隙間に入り込めた。長期的な解決策にはならないが、当面の間はスタメンの座にとどまるだろう。
フェリペ・アンデルソンは早急に奮起する必要がある
ウェストハムにとって最もエキサイティングな補強とも言えるアンデルソンだが、残念なデビュー戦となってしまった。それでも素晴らしいボールタッチやテクニックなど、試合の中で可能性を感じさせる場面はあった。イングランドのスタイルに順応する必要があるだろう。
リバプールのタイトル争い参戦は間違いなし
20年間にわたってリーグ優勝から遠ざかっているリバプールだが、今季は期待できそうだ。新戦力は移籍金に見合う活躍を見せたといっていいだろう。ウェストハム相手にも盤石のサッカーを披露。ユルゲン・クロップと選手たちには、優勝するだけの能力が見えた。
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