ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

バイエルン、MLS史上最高額でカナダ代表の新星獲得でクラブ間合意に

 バイエルン・ミュンヘンはアメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスのカナダ代表FWアルフォンソ・デイビスを獲得することでクラブ間合意に達したようだ。25日、ドイツ紙『キッカー』がこれを伝えている。

 17歳のデイビスは2年前に15歳でプロデビューを果たし、MLSで通算54試合出場3得点を記録している。また同選手はカナダ代表としても昨年既にデビューを果たし、高い評価を得ている。

 そのデイビスを巡っては、バイエルンの他にもレアル・マドリード、リバプール、PSV、マンチェスター・ユナイテッドなどが興味を持っていると伝えられていたものの、どうやらこの争奪戦を制した模様。同選手が17歳であり、プロ契約を結ぶことができないため、今冬に加入することをバイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEO(最高経営責任者)が明言したようだ。

 なお移籍金額はMLS史上最高額となる1000万ユーロ(約13億円)となるものとみられる。「非常に若さと高いスピードをもった選手だ」というニコ・コバチ監督の言葉通りの活躍が来年以降ドイツで見られるのだろうか。