日本代表を率いるバヒド・ハリルホジッチ監督は6月に控えるロシアワールドカップについて『FIFA.com』のインタビューに答えた。
グループリーグについて
「ワールドカップはどのグループもタイトな組となっている。ポーランドはFIFAランキング7位、コロンビアは13位、セネガルは27位。そして、日本は55位。私たちが直面している課題(の困難さ)は明らかだろう」
アルジェリア代表での経験
2014年FIFAワールドカップブラジル大会でハリルホジッチ監督はアルジェリア代表をベスト16まで導いた。今大会でも日本代表を率いて当時の再現を狙っている。
「我々はこのグループ(突破)の有力候補ではないが、ポーランド、コロンビア、セネガル相手に全力を尽くす。ワールドカップでは何が起こるかわからない。十分に準備し、あらゆる細部に注意を払う必要がある」
「2014年には誰もアルジェリアがうまくいくとは思っていなかった。だが、グループリーグを突破し、結果的に優勝したドイツに敗れるまで戦えた。日本はロシア大会でも4年前のアルジェリアと同じ状況になるだろう。同じようなパフォーマンスを出そうとするなら、準備を正しくして、毎試合それを発揮しなければならない」
「前回の経験は私を助けてくれるだろう。アルジェリアのために我々は本当にうまく準備していた。私たちは日本代表でも同じことをしている。すべてのコーチは同じミスをもう一度しないように、見習うことが必要だ」
前回大会で日本代表はコロンビア代表に敗戦
「彼らは2014年に4-1に敗れてしまった。日本には(コロンビア相手に)幸せな思い出はない」
「私はその試合を数回見てきたが、同様の戦術的な誤りを再び起こすとは思わない。試合はすべて非常に戦術的なものになるだろう。私は今年の初めから相手を分析してきました。頭の中にたくさんのアイデアを持っています。試合が始まった時、それが明らかとなるでしょう」
ワールドカップに向けての準備について
「日本での最初のトレーニングキャンプから始め、オーストリアでの準備を続けてロシアに向かう。 3月と6月には日本とオーストリアで2試合に出場する予定だ」
前回大会でアルジェリア代表を躍進に導いた経験が指揮官に大きな影響を与えているようだ。
コメントランキング