
2025シーズンは新指揮官にアーサー・パパス監督を迎え、新たなスタートを切ったセレッソ大阪。開幕戦こそガンバ大阪との大阪ダービーを5-3と勝利したが、第2節からは6戦未勝利とスタートダッシュに失敗。苦しい序盤戦を過ごした。
しかし、加入4年目を迎えていたFW北野颯太の覚醒や、新加入の外国籍選手FWラファエル・ハットン、FWチアゴ・アンドラーデの働きもあって徐々に復調。北野は途中6月にオーストリアのレッドブル・ザルツブルグへ移籍となったが、なんとか2024シーズンと同じ10位でシーズンを終えた。
強力な攻撃陣でリーグ3位の得点力を誇ったことは強みだったが、一方で失点数は57と多く、リーグワースト3位タイとなっていたC大阪。本来であれば今冬は守備陣のてこ入れを図りたいところだが、ここまでの移籍動向を見る限り、その思惑は必ずしも順調とは言えない。ここでは、そんなC大阪の冬の補強について、ポジションごとに5段階(A~E)で評価していく。

GK/DF:評価D
IN
- GKイシボウ拳(ユースから昇格)
- GK中村航輔
- DF鷹啄トラビス(水戸ホーリーホックより完全移籍)
- DF田中隼人(柏レイソルより期限付き移籍)
OUT
- GK上林豪(松本山雅へ期限付き移籍)
- GK牧口一真(期限付き移籍期間満了に伴い愛媛FCへ復帰)
- DF高橋仁胡(アルメレ・シティFCへ期限付き移籍)
- DF進藤亮佑(V・ファーレン長崎へ期限付き移籍)
- DF西尾隆矢(RB大宮アルディージャへ完全移籍)
守備陣には頼もしい戦力が加わった。Jリーグはもちろん、海外クラブや日本代表としても経験豊富なGK中村航輔が加入。直近は無所属の期間が続いていたが、この冬満を持してJ復帰を決めている。さらに守備陣には昨季水戸ホーリーホックのJ2優勝、J1初昇格の立役者となったDF鷹啄トラビスを補強。加えて柏レイソルから同じくJ2からの昇格組であるV・ファーレン長崎へ期限付き移籍していたDF田中隼人を加え、課題の守備陣に手を入れる姿勢を見せた。
しかし、一方で戦力流出も複数発生している。昨季22試合に出場したDF進藤亮佑が長崎へ期限付き移籍。さらに若手からもDF髙橋仁胡がオランダのアルメレ・シティへ期限付き移籍、パリ世代の西尾隆矢が大宮アルディージャへ完全移籍と、いずれも昨年20試合以上に出場していた選手たちがチームを離れた。
実績十分な中村の加入こそあったが、守備陣補強のメインは直近J2で活躍していた選手を加えるにとどまった印象。そこから昨季守備を支えた選手たちが複数名チームを離れたことを考慮し、評価はやや戦力ダウンの「D」とした。
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