
日本代表DF板倉滉が所属するオランダ1部エールディビジのアヤックス・アムステルダムは、1月の移籍市場で新たな補強を進める構えを見せているようだ。12月21日に行われたNECナイメヘン戦は2-2の引き分けに終わり、守備面での課題が改めて浮き彫りになった。
オランダメディア『Ajax Showtime』は、アヤックス番記者レンティン・グディク氏の見解として、「少なくとももう1人、DFの選手が加わると予想している」「今後数週間で、DFと6番のポジションの選手を1人ずつ、計2人獲得すると予想している」と報じた。
アヤックスは日本代表のDF冨安健洋を獲得した後も、さらにウイングバックと守備的ミッドフィルダーの獲得を模索しているという。
NEC戦では、前半に1-2とリードしたものの、後半開始直後に同点ゴールを許した。グディク氏はDFルーカス・ローザが簡単にかわされたこと、MFケネト・テイラーとDFユーリ・バースはもっと近い位置にいるべきだったと守備のポジショニングと集中力の欠如を指摘した。
同氏は右サイドバックのDFアントン・ガーエイについても、「今のアヤックスが必要としているレベルを考えると、やはり不安定な要素が残る」と評価している。冬の補強が実現すれば、ガーエイやDFオーウェン・ワインダルの立場にも影響が出る可能性を同メディアは指摘した。
続けてグディク氏は「現在のアヤックスには、まだ引き出せる力がある。的確な補強を1人か2人行えば、なおさらだ」と今後の可能性に期待した。
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