プレミアリーグ アーセナル

アーセナルのサカが憧れていた選手について語る

ブカヨ・サカ 写真:Getty Images

 プレミアリーグのアーセナルに所属するイングランド代表FWブカヨ・サカは、キャリアを重ねる中で着実に成長を遂げてきた選手である。プロキャリア当初はディフェンダーとして起用されていたが、その後ポジションを変え、現在は同クラブの攻撃を担う中心的存在となっている。シーズンごとに自身のプレーを改善し、ピッチに立つたびに試合へ影響を与える役割を果たしてきた。

 UKメディア『Just Arsenal』は、そうしたサカの歩みと現在の評価について伝えた。同メディアによると、アーセナルはサカとの契約延長について協議を進めており、クラブが同選手の価値を高く評価していることが示されている。またサカは、安定したプレーと姿勢によって、若い選手たちの模範となる存在になっているという。

 同メディアでは、サカがこれまで他の選手との比較を避け、自身の成長に集中してきた点にも触れられている。確立されたスター選手と自分を比べるのではなく、自分のペースで課題に向き合う姿勢が、無理のない成長につながったとされている。

 その一方で、サカは自身が影響を受けた選手について言及した。同国メディア『Metro』の報道として、「多数の選手が僕の心を動かし、プレーに喜びをもたらしてくれたけれど、一人選ぶとしたらネイマールだね。成長する中で、彼はその中でも一番憧れていた存在だった。『YouTube』で見ていない映像はないと言っていい」

と語ったことが紹介されている。サカは多くの選手に刺激を受けたと前置きしたうえで、ネイマールの存在が特別だったと明かしている。

 同メディアは、サカが独自のスタイルを築きながらも、そうした影響を受けて成長を続けている点を伝えている。