プレミアリーグ アーセナル

アーセナルがオリンピアコスのミッドフィールダーを追跡

クリストス・ムザキティス 写真:Getty Images

 プレミアリーグのアーセナルは、各国リーグで活躍する若手選手の動向を注視している。ミケル・アルテタ監督率いるチームは、長期的な戦力構想に基づいた補強方針を掲げており、10代の有望株を複数監視している状況のようだ。

 UKメディア『Arsenal Station』は、アーセナルがギリシャ1部のオリンピアコスに所属するMFクリストス・ムザキティスの獲得に関心を示していると報じた。ムザキティスはギリシャリーグでの好パフォーマンスで注目を集めている。わずか18歳ながら、すでにトップチームで定期的な出場時間を獲得している選手だ。

 オリンピアコスは同選手を高く評価しており、移籍金を約2,200万ポンド(約46億円)に設定している。この金額は同選手の年齢とチーム内での役割を反映したものだと同メディアは伝えている。

 ムザキティスには、アーセナルだけが関心を示しているわけではない。プレミアリーグのアストン・ビラ、マンチェスター・ユナイテッド、ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンに加え、セリエAのナポリも関心を示していると同メディアは伝えている。

 ムザキティスは今2025/26シーズン、オリンピアコスで全公式戦通算19試合に出場、冷静で知的なセントラルミッドフィールダーとして評価されており、深い位置でプレーし試合のペースをコントロールする役割を果たしている。

 同選手の左足から繰り出されるロングパスとサイドチェンジはチームにとって武器となっており、ラ・リーガのレアル・マドリードに所属するトルコ代表MFアルダ・ギュレルと比較されている。

 アルテタ監督はセンターからプレーを組み立てられるミッドフィールダーを重視しており、ムザキティスは将来有望な選択肢となっているのかもしれない。