
リーグ・ドゥのサンテティエンヌに所属するFWジリアン・ヌゲサンが、プレミアリーグの強豪クラブから熱視線を浴びているようだ。
2024年11月にプロ契約を結んだ17歳のヌゲサンは、トップチームで着実に成長を遂げ、フランス屈指の有望株として地位を確立した。現地9月27日から10月19日までチリで開催されたFIFA U-20ワールドカップのフランス代表に招集され、その時は準決勝まで進出している。
UKメディア『Metro』によると、プレミアリーグのチェルシーがヌゲサンに対して提示した800万ユーロ(約15億円)のオファーは拒否されたという。チェルシーは、ウイングを主戦場とする同選手をチームに加えることを強く望んでいるものの、最初の提示額では合意に至らなかったようだ。
サンテティエンヌはチェルシーに対し、ヌゲサンの移籍金として1250万ユーロ(約23億円)を要求していると同メディアは伝えている。ヌゲサンはサンテティエンヌとの現行契約を延長する意向がなく、フランスのクラブは同世代で最も有望な選手の一人を売却する決断を下したとのことだ。
そんな状況の中、同選手にはチェルシー以外にもプレミアリーグのアーセナルやブレントフォードも関心を示していると同メディアは報じている。
サンテティエンヌのアイリク・ホーネラン監督は「ヌゲサンは素晴らしい選手で、フットボールが血の中に流れているようだ」と評価していると同メディアは伝えている。
同メディアによると、チームメイトのMFピエール・エクワは「最初の練習前までは、ヌゲサンの年齢を知らなかった。年齢を知った時は、本当に驚いた」と語っている。ヌゲサンとサンテティエンヌの契約は2027年6月末までとなっており、今後の動向に高い注目が集まっている。
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