
ブラジル人FWラファエル・ハットンは今季限りでセレッソ大阪を期限付き移籍期間満了により退団。ブラジル1部ECバイーアへ復帰せず、中国1部・上海申花への完全移籍するという。
ハットンの去就を巡っては、ブラジル『Canal Bara Bahea』が12月10日、C大阪側の対応について「レンタル契約に200万ユーロ(約3億6,000万円)の買い取りオプションが含まれていたものの、これを行使しなかった」と報道。同クラブは12日に退団を公式発表していた。
移籍先候補については、海外メディア『all asian football』のジャーナリストであるダニーロ氏がリポート。一部でヴィッセル神戸、町田ゼルビアが挙がったが一方で、中国『163.com』は11日に「中国国内クラブがハットンと交渉中」とリポート。北京国安、上海海港・上海申花などを移籍先候補として紹介していた。
すると、米国『ESPN』は15日に「ハットンの上海申花移籍が決定」とリポート。これによると、上海申花は移籍金200万ユーロで獲得したとのこと。バイーアはC大阪へのレンタル契約に含まれていた買い取りオプションと同額での売却に成功したという。
10月にブラジル『ge』のインタビューで「今はとても満足しているし、幸せ」「もし可能なら日本・セレッソでもっと長くプレーを続けたい。妻も娘たちも家族全員がすっかり日本の生活に慣れた。クラブや周囲からも温かく迎えられて、本当に幸せ」などと語っていたハットン。しかし、“Jリーグ残留”という望みは叶わなかったようだ。
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