Jリーグ ヴィッセル神戸

ヴィッセル神戸FW宮代大聖がフリー流出?移籍先候補浮上「前田大然と…」

宮代大聖 写真:Getty Images

 ヴィッセル神戸所属の日本代表FW宮代大聖に、海外移籍の可能性が浮上。以前、FW前田大然、MF旗手怜央ら擁するスコットランド1部セルティックが移籍先候補に挙がっていたが、ここに来てセルティックのライバルクラブであるレンジャーズも候補に浮上している。

 宮代は2023シーズン終了後に川崎フロンターレから神戸へ完全移籍すると、加入1年目の2024シーズンに、J1リーグ戦32試合の出場で11ゴール4アシストをマークし、J1連覇に大きく貢献。2025シーズンもここまでリーグ戦32試合の出場で11ゴール1アシストと結果を残した。

 神戸にとって必要不可欠な戦力である宮代だが、報道によると本人は海外移籍を選択肢に入れている模様。海外メディア『レンジャーズジャーナル』は11月の時点で、宮代を「レンジャーズへの移籍が可能なJリーガー」としてリストアップしている。

 同メディアは「宮代は前線の複数のポジションでプレーできる。ボール扱いも上手く、フィニッシャーとしても優秀」と評したほか、「前田大然と比較して、オフザボールの動きが素晴らしい。この動きを活かすには、まわりの選手が彼と同じ波長でプレーし、パスを出せるかが鍵になる」と、日本代表FW前田大然(セルティック)との比較論を展開。

 「宮代と神戸の契約は2026年1月までであり、(2月以降の獲得ならば)移籍金はゼロである」と2025シーズン終了後にフリー移籍の可能性も伝えたが、現時点でオファーの有無は明らかになっていない。

 宮代の去就を巡っては、以前プレミアリーグ所属アストン・ヴィラへ移籍する可能性が取りざたされたほか、2025年7月にE-1選手権で日本代表デビューを飾った後には、イギリス『セルティックスター』が「彼は非常に多才な機動力のあるストライカーである。敵陣ペナルティエリアでチャンスが訪れたら、巧みに決める能力がある。これは現時点で我々に欠けているものだ」と報道。セルティックの補強ポイントに合致する可能性を報じるとともに、「宮代と神戸の契約は残り5か月だ。移籍金は非常に安い」と伝えていた。