
12月14日開催のJ2昇格プレーオフ決勝に向け、2025明治安田J3リーグ3位のFC大阪と4位のテゲバジャーロ宮崎によるオンライン取材が12月10日に行われた。決勝は当初、FC大阪のホームである東大阪市花園ラグビー場で開催される予定だったが会場が使用できず、準決勝同様、鳥取県のAxisバードスタジアムで行われることになった。
取材には、大阪の薮田光教監督と主将のFW久保吏久斗、宮崎の大熊裕司監督と主将のFW橋本啓吾が出席。ここでは、両チームが語った合同会見の内容を紹介する。

「歴史を変えられるように頑張りたい」
ープレーオフ決勝への意気込みをお願いします。
薮田監督:(今シーズンも)あと1試合なので、集中して出来るだけ良い状態でチャレンジできればと思っています。
大熊監督:宮崎県の皆さまやサポーターの皆さまの気持ちを背負って(大阪に)勝って、歴史を作っていきたいと思います。
久保:ここまで来たらあとは気持ちだと思うので、やれることをしっかりやって万全の状態で当日を迎えられるように皆で良い準備をしていきたいと思います。
橋本:しっかり試合に勝ってJ2昇格を決め、テゲバジャーロ宮崎と宮崎県の歴史を変えられるように頑張りたいと思います。

チームの状態について
ープレーオフ準決勝から3日経ちましたが、チームの状態や雰囲気についてお聞かせください。
薮田監督:もう1試合できるので、高いモチベーションは皆持っていると思います。次の試合は宮崎さんと我々しか残っていないので、そこの幸せを感じながら皆思い切ってできるのではないかと感じました。
大熊監督:良い緊張感の中、非常に集中した雰囲気でトレーニングを積めています。
久保:練習から(試合に)出ている人、出ていない人と色々立場がありますけど、紅白戦から強度高くできています。その強度がプレーオフに繋がってくると思うので、全員が一つになって戦い切りたいと思います。
橋本:しっかり勝って大阪戦に向けて良い練習ができていると思います。

「球際の強度の差で決まる」
ー今シーズン、両チームの対戦が2試合ともスコアレスドローでした。お互いのチームの印象について教えてください。
久保:お互いに似ているチームなのかと思います。良いストライカーがいて強度が高く、ハードワークができるからここまで残っていると思うので、この一戦は球際の強度の差で(試合が)決まると思います。僕らも一年を通して強度を意識して活動してきたので、そこは見せられるようにしたいですし、勝ちたい気持ちで上回れればと思います。
橋本:(大阪は)強度はもちろん、ゴール前で全身で身体を張って守っている印象があるので、そこをどう打ち破るのかということはチームで作戦を練らないといけないと思います。また、セットプレーで得点を重ねている印象なので、そこも気を付けていきたいです。
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