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元浦和レッズDFショルツ激白!FC東京移籍の舞台裏「半年以上前から…」

アレクサンダー・ショルツ 写真:Getty Images

 元浦和レッズ所属選手であるDFアレクサンダー・ショルツは、2025年6月にカタール1部アル・ワクラSCからFC東京へ移籍。およそ1年半ぶりのJリーグ復帰について、FC東京加入から4か月以上が経過した今、本人が明かしている。

 FC東京のクラブ公式YouTubeチャンネルでは、11月7日にクラブドキュメンタリー番組『WE ARE TOKYO』の 第3話「一つでも多くの勝利を」が公開。ショルツがインタビューに対応しているが、6月の特別登録期間でJリーグへ復帰した経緯について、こう語っている。

 「半年以上前から小原(光城)GM(ゼネラルマネージャー)とコミュニケーションをとっていた。私の怪我もあり、なかなかタイミングが合わなかったが、今回たまたまタイミングが合い、急遽契約を結ぶことになった。FC東京は今大きく変わっている時期で、システムが大きく変わり続けている。それに自分も適応してチームを助けられるようにベストを尽くしたいと思う」

 現在33歳のショルツは、2021年5月にFCミッティランから浦和へ完全移籍。浦和ではDFマリウス・ホイブラーテンとの強固なセンターバックコンビにより、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝の立役者に。2024シーズンに副キャプテンを務めるなど、チームの中心的存在としてサポーターから支持を得ていたが、同シーズン途中でアル・ワクラSCへ完全移籍した。

 アル・ワクラSCでも守備陣の中心選手として活躍していたものの、2024/25シーズン終盤にセンターバックではなく、右サイドバックで起用されることも。PK失敗や退場など、一部の試合で精彩を欠くシーンがあったことで話題を呼んでいた。

 FC東京移籍以降、J1リーグ戦ほぼ全試合でスタメン出場と、早くも守備陣の主力として評価を得ているショルツ。シーズン残り3試合でも存在感を発揮したいところだ。