プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

マンチェスター・ユナイテッド、アモリム監督の下で「精神的な問題」浮上

ルベン・アモリム監督 写真:Getty Images

 プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは、今2025/26シーズン開幕から不安定な戦いを続けており、ルベン・アモリム監督のもとで結果が出せていない状況が続いている。アーセナル、マンチェスター・シティに敗れ、9月27日に行われたブレントフォード戦でも1-3で敗北。ポルトガル人指揮官に対する重圧は日に日に増しているのかもしれない。

 そんな中、UKメディア『Manchester News』によると、ユナイテッドの選手たちは依然としてアモリム監督を支持しているものの、試合中に戦術が十分に実行されていないことを自覚しているという。特に失点後には、同監督の指示通りに動けていない場面が目立ち始めており、その背景にはチーム全体の「心理的または精神的な問題」が関係していると報じられた。

 また、同メディアはアモリム監督が試合前の記者会見で辞任の意向を否定し、以下のように語ったと報じている。「結果から逃げることはできないし、昨2024/25シーズンからの重荷もある。10月5日のサンダーランド戦は本当に厳しい試合になるだろう」とコメントした。さらに、対戦相手のサンダーランドについて「彼らは4-3-3の明確なシステムで、サイドで多くのローテーションを行う自信に満ちたチーム。試合ごとに内容を変えており、最後のプレーで勝利するような粘り強さがある」と分析している。

 また、チームの現状については「今シーズンの6試合で、毎試合同じチームのように戦えていない。全力を尽くしているが、試合によって内容に差がある。バランスを見つけなければならない」と振り返った。