
元ヴィッセル神戸指揮官のトルステン・フィンク氏には、ベルギー1部KRCヘンクの監督を解任される可能性が浮上。古巣復帰1年目である日本代表MF伊東純也のスタメンが白紙になるケースもあるという。
ベルギー『HLN』は24日、ヘンクの現状を特集。同クラブはベルギー1部リーグ戦で連敗を喫し、第8節終了時点で勝ち点8と、16クラブ中14位に沈んでいるが、記事では「フィンク監督解任の可能性が取りざたされている」「フィンク監督はチームを掌握できていない」などと綴られている。
監督交代の可能性があるだけに、『HLN』は「フィンク監督はこの後の2試合で結果を残す必要がある」と続投の条件に触れるとともに、「一部メンバーを入れ替えるかもしれない」とリポート。直近4試合つづけてスタメン出場している伊東が控えに回る可能性もあるという。
フィンク氏は神戸時代にアンドレス・イニエスタ、ダビド・ビジャ、FW古橋亨梧らを擁して天皇杯を制覇。2023/24シーズンにシント=トロイデンVVを率いた後、2024年夏にヘンクへ。監督就任1年目にチームをリーグ3位に導き、2025/26シーズンの欧州カップ戦出場権を手に入れていた。
一方、伊東は2024/25シーズンまでスタッド・ランスの主力選手として活躍。リーグアンのチャンスメイク回数でトップ3入りするなど実績を残したが、同クラブの2部降格もあり、2025年夏にヘンクへ復帰。2025/26シーズンのベルギー1部リーグ戦では5試合の出場で1ゴールを挙げている。
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