プレミアリーグ リバプール

プレミアリーグ再開を前にリバプールに痛手

アルネ・スロット監督 写真:Getty Images

 プレミアリーグのリバプールは、9月14日に行われるバーンリー戦を前に、チームに明暗が交錯する状況となっている。新戦力の復帰が期待される一方で、中盤の選手が欠場することが判明した。

 クラブのアルネ・スロット監督は会見で、DFジェレミー・フリンポンが遠征に帯同できる見通しであると明かした。今2025年夏にブンデスリーガのレバークーゼンから2,950万ポンド(約60億円)で加入したフリンポンは、クリスタル・パレスとのコミュニティシールド(2-2、PK2-3)でデビュー戦ゴールを記録し、続く開幕戦ボーンマス戦(4-2)にも先発出場していた。

 しかし、同選手はハムストリングの負傷によりニューカッスル戦(3-2)とアーセナル戦(1-0)を欠場。その影響からか、インターナショナルブレイク中にオランダ代表にも招集されなかった。しかし、11日には自身の公式SNSで「戻ってこれて最高」と綴り、クラブのトレーニングに復帰した姿を投稿している。

 一方で、MFカーティス・ジョーンズはアーセナル戦で途中出場した際に負傷し、バーンリー戦を欠場することが決まった。スロット監督は「ジョーンズは出場できない」と明言したことをUKメディア『The Standard』が伝えており、中盤のやり繰りに影響が及ぶことになりそうだ。

 守備陣では、DFイブラヒマ・コナテがインターナショナルブレーク中にフランス代表として2試合ににフル出場。アーセナル戦で一時負傷が懸念されたが、大事には至らなかった。同メディアによるとスロット監督は「他の選手は全員問題なく戻ってきた」と述べ、代表戦による新たな故障者は出ていないと説明した。

 また、新加入のFWアレクサンダー・イサクは、バーンリー戦で移籍後初出場が期待される。スロット監督は「まだフルでの起用は難しい」と慎重な姿勢を示していると同メディアは伝えている。