
日本代表は3月20日、埼玉スタジアム2002で行われた2026FIFAワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第7節でバーレーン代表と対戦し、2-0で勝利した。この結果、日本は8大会連続となるW杯出場を決めた。試合は66分にMF鎌田大地(クリスタル・パレス)が先制点を決め、87分にはFW久保建英(レアル・ソシエダ)が追加点を挙げた。
試合終了後には、ネット上でサポーターがW杯出場を喜ぶと共に、日本代表メンバーの選考に関しての議論が起こった。特に注目を集めたのはDF長友佑都(FC東京)の選出だ。長友は現在、クラブでも出場機会が減少しており、さらに日本代表でも毎試合ベンチ外が続いており、サポーターの間で招集に関して賛否が分かれている。
「長友がいることでJリーグを含め国内サッカーのメディア露出が増える」「DF吉田麻也(ロサンゼルス・ギャラクシー)も言っていたが、メディアに注目される選手は必要」と、その存在価値を評価する声がある一方で、「長友の役割をメンバ-の誰かが担えればいいのに」と、代表における枠の使い方を疑問視する意見も少なくない。
また「練習での影響力ならスタッフとして帯同すればいい」「日本人初の5大会連続W杯メンバー入りの話題作りのために選ばれる」「日本代表の森保一監督は意外とドライだから本大会では外されるかも」と、長友の選出が既定路線と見る声や、本大会メンバー入りに懐疑的な意見もある。
長友のイタリア、トルコ、フランスの各リーグでのプレーやW杯4大会連続出場の経験は、ピッチ内外でチームに絶大な影響を与えているのは確かだ。しかし、W杯本大会ではグループリーグに決勝トーナメントと勝ち進めば長丁場の戦いになることから、現在の調子のままでは長友の名前が登録メンバーに掲載されることは極めて低いことが予想される。
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