
日本サッカー協会(JFA)は13日、3月に行われるFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選2試合(対バーレーン、サウジアラビア)に向けての招集メンバーを公式発表。コンディションが万全でないとみられるMF守田英正(スポルティングCP)がメンバー入りした一方、MF佐野海舟(マインツ)の選外を巡り、様々な意見が噴出。森保一監督は同選手の招集外に関する質問に対して、明確な回答を避けている。
佐野の代表メンバー落選については、Xで「佐野海舟」がトレンド入りするなど、ファン・サポーター等の間で話題に。持ち前のボール奪取能力をいかんなく発揮するなど、ブンデスリーガの舞台でのパフォーマンスが評価されているだけに、一部から同選手の招集外に否定的な意見が挙がっている。
一方、佐野には不同意性交の容疑で逮捕された過去が。鹿島からマインツへの完全移籍が正式決定した後の2024年8月に不起訴処分となっているものの、この一件をもとに同選手の招集外に対する前向きな声も見受けられる。
森保監督は招集メンバーの発表会見で、一部メディアから佐野に関して問われたものの、「招集していない選手のことは言及しないでおこうと思う」とコメント。具体的な言及を避けただけに、ネット上では同選手の招集外にあたり、日本代表の一部スポンサーの意向が絡んだ可能性が指摘されている。
現在24歳の佐野は、マインツの中盤に必要不可欠な戦力として活躍。ここまでブンデスリーガ全試合でスタメン出場しているほか、能登半島地震の被災地へ寄付を行うなど、社会貢献活動でも話題に。3月にはインターネット放送局『ABEMA』の番組にも出演している。
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