
かつてガンバ大阪でもプレーした元韓国代表FWファン・ウィジョは、性行為を違法撮影した疑いで起訴。今もなおトルコ1部アランヤスポルでプレーしているが、引退の可能性も考えられるという。
同選手は2022年6月から9月にかけて、2人の女性に対して相手の同意なく性行為の映像を撮影した容疑で、すでに捜査を受けている。2024年7月に性暴力犯罪処罰などに関する特例法違反の疑いで起訴されると、同年10月に行われたソウル中央地裁での初公判では、本人が容疑を認めたほか、検察から懲役4年を求刑されている。
2023年2月にFCソウルへの移籍により母国復帰を果たしたものの、同年9月から再び海外でプレーしているファン・ウィジョ。2024年2月からアランヤスポルでプレーしており、2024/25シーズンのトルコ1部リーグ戦17試合の出場で5ゴールと結果を残している。
韓国メディア『スポーツ傾向』が2月11日に報じたところによると、ファン・ウィジョへの判決は14日にも言い渡されるとのこと。記事では「彼は選手としてのキャリアを続けているが、不安な司法リスクを抱えている」と綴られている。
なお韓国紙『朝鮮日報』は2024年7月の時点で、「大韓サッカー協会が除名処分を下さない場合でも実刑5年、または執行猶予期間終了から2年が過ぎるまでは代表戦でプレーできない」とリポート。現在32歳であることを踏まえると、同選手の代表復帰は絶望的とみられる。
仮に2月14日に懲役刑が言い渡された場合、被告側の対応次第ではかつて2017年6月から約2年間にわたりG大阪でプレーしていたアタッカーが、スパイクを脱ぐことになるかもしれない。
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