Jリーグ ジュビロ磐田

J2降格磐田が元横浜FMコーチ招聘へ「ハッチンソン監督の右腕に」日本人選手絶賛

ショーン・オントン氏(写真奥) 写真:Getty Images

 J2降格のジュビロ磐田は12月19日、2024シーズンまで横浜F・マリノスの監督を率いていたジョン・ハッチンソン監督の就任を公式発表。オーストラリア人監督のもとで2025シーズンに向かうが、元横浜FMコーチであるショーン・オントン氏も迎え入れるという。

 現在37歳のオントン氏は、インド国内クラブのコーチを経て、2020年にアンジェ・ポステコグルー監督の右腕として横浜FM入り。ポステコグルーがスコットランド1部セルティックの監督に就任した後も横浜FMに残り、2023シーズンまでケヴィン・マスカット監督を支えていた。

 2023シーズン終了後、マスカット監督とともに中国1部上海海港行きの可能性が取り沙汰されたオントン氏だが、同シーズン限りで現場を離れていた。

 しかしオーストラリアのサッカー事情に精通しているサシャピサーニ氏が24日に伝えたところによると、同氏はアシスタントコーチとして磐田入りすることが決定的に。「オントンは2023年末に引退していたが、2025年から復帰する予定。磐田でハッチンソン監督のアシスタントを務める」などと綴っている。

 なおオントン氏は横浜FMコーチ時代の2022年、母国メディア『キープアップ』のインタビューで、「日本人選手はテクニックに優れているし、メンタリティーも素晴らしい。向上心がすごい」などと、日本人選手を評している。1年でのJ1復帰を目指す磐田の命運は、横浜FMでJ1優勝を成し遂げたポステコグルーの元右腕にかかっているかもしれない。