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スポルティング守田英正の去就で新展開!契約延長・低年俸で移籍の可能性は?

守田英正 写真:Getty Images

 日本代表MF守田英正は、2024/25シーズンもポルトガル1部スポルティングCPの主力選手として活躍。恩師のルベン・アモリム氏がシーズン途中でマンチェスター・ユナイテッドの監督に就任した後、ステップアップ移籍を期待する声が挙がっているが、現地でも契約延長の可能性など、同選手の去就に注目が集まっているようだ。

 2023年秋の時点から、スポルティングと契約延長の可能性が取りざたされていた守田。ポルトガル紙『O JOGO』は2024年6月に「守田は休暇明けに2026年6月から2028年6月まで契約期間を延長する予定」と伝えていたが、2024/25シーズン開幕後もクラブからの公式発表はなし。『ア・ボーラ』は9月、契約延長交渉の状況について「直近数週間にわたり、移籍市場で注目を浴びていたため、契約延長交渉は保留中だ」と伝えていた。

 日本国内で移籍待望論も湧き起こる中、『ア・ボーラ』は12月16日になって日本代表MFの現状をリポート。「2023/24シーズン中の交渉でほとんど進展がなかったが、現在再び議題に上がっている。今後数週間で新たな話し合いが進むだろう」と報じたほか、チーム内で契約延長交渉の優先順位が高いこともあわせて伝えている。

 契約延長の内容については、『O JOGO』が「年俸が50万ユーロ(約8400万円)から80万ユーロ(約1億3400万円)にアップするほか、契約解除金は4500万ユーロ(約71億円)から6000万ユーロ(約95億円)に引き上げられる」と伝えているが、日本では年俸額の低さが話題になっている。ただ2025年1月の移籍ウィンドウを前に、現時点で他クラブからの関心は報じられていない。

 また本人は2023/24シーズン終了後、インターネット動画配信サービス『DAZN』制作の「内田篤人のフットボール・タイム」に出演。自身の今後について「チャンスがあれば(移籍したい)。他のリーグを知りたいと、ずっと思っている。今だとプレミアリーグがすごく勢いがあるので、すごく興味深い」と、移籍の可能性に言及している。負傷離脱中であるとはいえ、契約延長交渉の行方や他クラブからオファーが届く可能性に注目が集まる。