かつてアルビレックス新潟や浦和レッズに在籍していたブラジル人FWラファエル・シルバは、現在クルゼイロでプレー。10月26日開催のブラジル1部リーグ戦で、前半キックオフから3秒後のファウルで退場処分を受けたとして話題になっている。
現在32歳の同選手は、2023年末に韓国1部・全北現代を退団し、クルゼイロへ加入。今季はブラジル1部リーグ開幕戦から9試合続けてスタメン出場も、ハムストリング負傷等により長期離脱。10月になってようやく全体トレーニングに参加すると、26日のアトレチコ・パラナエンセ戦で復帰した。
しかし復帰初戦で試合開始3秒後、ボールとは関係ないところで相手選手に肘打ち。悪質なファウルに当たるとして、主審はラファエル・シルバにレッドカードを提示。クルゼイロは数的不利での戦いを余儀なくされ、0-3で敗れた。
この開始3秒での退場は、プロサッカーリーグにおける世界最速退場記録に。アマチュアも含めると、リー・トッドの2秒が最速だが、元Jリーガーが不名誉な記録を打ち立てた。
なおJリーグ公式戦での最速退場は、かつて東京ヴェルディに所属していた菅原智氏。同氏は2009年4月のJ2第8節サガン鳥栖戦で、キックオフ9秒後に相手選手を手で倒したことにより、レッドカードを提示された。
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