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堂安律を称賛すべきワケ。サウジ戦ワースト評価・リーグレベル発言で賛否も…

堂安律 写真:Getty Images

 日本代表MF堂安律(SCフライブルク)は、日本時間10月11日未明に行われたFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選のサウジアラビア戦でスタメン出場。試合後の発言内容が賛否を呼ぶなか、同選手のスタッツにも注目が集まっている。

 右ウイングバックでスタメンに名を連ねた堂安は、MF三笘薫(ブライトン)とともに積極的な攻撃参加とともに、ボールを奪われた後の素早い帰陣でスペースを埋めるなど、守備での貢献度も高かった。

 堂安の活躍もあり、森保ジャパンは2-0で勝利。完全アウェイの雰囲気で、激しい球際の攻防が多いなかでも勝ち点3をつかんだ。ただ一部報道によると、堂安は試合後のインタビューで「僕たちは欧州でプレーしている。サウジアラビアのリーグでプレーしている人に負けたらダメ」とキッパリ。リーグレベルの差に言及したという。

 以前からビッグマウスとして知られているだけに、同選手のコメントには賛否含めて様々な意見が。サッカー専門サイト『Sofa Score』のスタッツに視線を向けるファン・サポーターもいる。

 これによると、堂安は10点満点中「6.4」とサウジアラビア戦でスタメン出場した選手の中でワーストの評価に。デュエル勝率も9回中2回と30%を下回る結果に終わっただけに、こうしたデータをもとにした厳しい指摘も見受けられる。

 ただサウジアラビアはアジア屈指の強豪国であり、欧州でプレーしてもおかしくないだけのクオリティを兼ね備えた選手が多い。過去3度のアウェイゲームですべて0-1で敗れていた因縁の相手に勝利したとはいえ、それでもなお自戒の念も込めて改善点を指摘する堂安の姿勢を称えたいところだ。