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リバプール、サラーの後釜に久保ではなくチェルシーで不振のムドリク獲得か?

ミハイロ・ムドリク 写真:Getty Images

 プレミアリーグのリバプールが、チェルシーに所属するウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクの獲得に向けた動きを見せているようだ。

 23歳のムドリクは2023年にチェルシーへ移籍したものの期待された活躍には程遠く、プレミアリーグで苦戦を続けている。この状況を受け、チェルシーは彼の売却を検討しており、リバプールが3500万ユーロ(約55億5,908万円)での獲得に興味を示しているとのこと。

 ムドリクはウクライナの逸材として大きな期待を背負ってチェルシーに加入したが、ここまで64試合に出場して7ゴールという成績にとどまり、メディアやファンからの批判が続いている。そのため、ムドリク自身も新たな環境で再出発する必要性を感じているようだ。

 一方でリバプールは、エジプト代表のエースFWモハメド・サラーの後継者としてムドリクに注目しているようだ。サラーは世界最高峰のウィンガーとしてリバプールに数々のタイトルをもたらしてきたが、将来的に移籍する可能性があることを見据え、リバプールは後任となる選手を探している状況。

 ラ・リーガのレアル・べティスに所属する日本代表FW久保建英の名前も後継者候補として繁盛に報道されている。スペインメディア『Fichajes』によれば、リバプールはムドリクの獲得に3,500万ユーロ(約55億5,908万)を提示し、最終的に5,000万ユーロ(約79億5,798万円)規模のパッケージでチェルシーと交渉する可能性があるとされている。

 しかし、この動きに対しては懐疑的な声もある。サラーの後任としてムドリクが適任であるかは不透明であり、チェルシーでの彼の不振を考えると、リバプールのファンやサッカー評論家からの支持を得るのは難しいと考えられている。