Jリーグ サンフレッチェ広島

広島MF東俊希に幻の欧州移籍?ポーランド1部覇者が獲得狙っていた

東俊希 写真:Getty Images

 9月19日にAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)2024/25シーズンの開幕戦に臨むサンフレッチェ広島。この夏に元ポルトガル代表FWゴンサロ・パシエンシア、元U21ドイツ代表MFトルガイ・アルスラン、MF川辺駿を獲得しているが、その裏でMF東俊希の海外移籍が破談に終わっていたという。

 広島は日本代表MF川村拓夢(レッドブル・ザルツブルク)やMF野津田岳人(BGパトゥム・ユナイテッド)、FW大橋祐紀(ブラックバーン)と、複数選手を海外クラブへ放出したが、東にもポーランド1部移籍の可能性があった模様。

 同国メディア『TVPスポーツ』は6月末に「ヤギエロニア・ビャウィストクは広島との交渉していたが、いくつかの理由により交渉が打ち切られた」とリポート。これによると、ビャウィストクはDFバルトロミエ・ウドヴィクがポルトガル1部SCブラガへ完全移籍したことにより、左サイドバック要員として東をリストアップしていたという。

 ビャウィストクは直近10年間で2度ポーランド1部で2位に食い込むと、2023/24シーズンにはレフ・ポズナンなどを抑えて優勝。今季はここまで7試合を終えて4勝3敗と、首位レフ・ポズナンから勝ち点7差の8位につけている。

 なお現在24歳の東は、広島の下部組織出身。2018年にトップチームに2種登録されると、2020シーズン以降はリーグ戦でコンスタントにプレー。今季もここまでリーグ戦ほぼ全試合スタメン出場で6アシストをマークするなど、主力選手として活躍しているだけに、多くの広島サポーターから同選手の残留を喜んでいるはずだ。