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ネイマールとカバーニのPK問題。記録更新がかかっていた場面でも譲らなかった理由とは

 パリ・サンジェルマンに所属するブラジル代表FWネイマールは、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニのクラブ歴代最多得点記録更新がかかった場面でもPKを譲らなかった理由を明かした。30日にイギリス『ザ・サン』が伝えた。

 先日行われた、リーグ・アン第21節PSG対ディジョンの一戦は、8-0でPSGが快勝した。7-0で迎えた後半38分にPSGがPKを得た際、キッカーを決めればクラブ歴代最多得点記録更新となっていたカバーニではなく、もう既にハットトリックを達成していたネイマールが務めた。本拠地パルク・デ・プランスでは、「カバーニ」コールが沸き起こっていたものの、同選手にPKを譲らなかったネイマールはファンからブーイングが浴びせられた。

 この件に関して、ネイマールは次のように話し、経緯やカバーニに対する思いなどを明かした。

「もちろんブーイングは不愉快だったよ。でもそれだけではないし、温かい拍手もある。試合に勝てたから僕は嬉しかったね。彼の記録のことは知っていたよ。ウナイ・エメリ監督が僕をPKキッカーに任命しているのだから、問題は全くないよ。彼にはこれからもPSGのためにゴールを決めて欲しいし、僕はその手助けをするよ」