ジェフ千葉・小林慶行監督「最後の最後でどう守るか」【現地取材】

　2024明治安田J2リーグのジェフユナイテッド千葉（現7位）は9月5日、フクダ電子アリーナで同月7日（土）に開催される第30節水戸ホーリーホック（現15位）戦に向け囲み取材を行った。

　第29節の大分トリニータ戦（2-0）は、台風10号によって移動スケジュールを早めるなどイレギュラーな状況の中でも勝利した。千葉の小林慶行監督は「ただの3ポイントではない。大分戦における勝利のために色々な人が動いてくれたからこそ勝ち取れた非常に大きい勝点です」と、開催に向け尽力した人々に感謝を述べた。

　また「ようやく掴みかけている流れを自分たちに持っていくため、ここまでトレーニングにこだわってきました」と勝利によって自信を深めつつある千葉の状況を語った。

　次節の対戦相手である水戸については「僕ら以上に連勝が続いているチームですし、間違いなく勢いがある。選手たちが自信を持ってプレーしているチームだと思います。そのような相手に対して隙を見せないことを徹底し、準備していきたい。彼らは1番前に力強い選手がいて、そこに長いボールを送ってくるという武器がある。セカンドボールへの予測や準備、もし回収できなかったときにするべきこと。最後の最後で俺たちはどう守るのか。それらを頭で整理しながらピッチ上でも表現したい」と警戒心を示した。

　負けられない状況が続く千葉にとって、自信を持って挑む必要がある一戦だ。プレーオフ圏内まであと一歩。ここでの油断は禁物だ。