アル・ヒラル、マンCレンタルバックのカンセロ獲得に向けて交渉中か

　アル・ヒラル（サウジアラビア1部）が、マンチェスター・シティ（イングランド1部）が保有権を所持するポルトガル代表DFジョアン・カンセロ（30）の獲得に興味を持っているようだ。

　2019年夏にマンチェスター・シティに加わり、加入2年目から不動のレギュラーとして活躍していたが、徐々に出場機会を失ったカンセロは、バイエルン・ミュンヘンでのプレーを経て、昨季はバルセロナにレンタル。昨季はラ・リーガ32試合で2ゴール4アシストを記録した。

　移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、アル・ヒラルは保有権を持つシティとカンセロ陣営との交渉を行っており、獲得に向けて交渉を行っているとのこと。アル・ヒラルを率いるジョルジェ・ジェズス監督は右サイドバックの補強としてカンセロの補強を第一に考えているようだ。

　また、スペイン『スポルト』はバルセロナは今夏に開催されたユーロ2024にも参戦していたポルトガル代表DFの再獲得に向けてチーム内部で協議を行なったと報道。だが、年俸面などで問題を抱えていることから今夏に再加入する可能性は低いとの見方が強まっている。

　その一方で、カンセロが加入した場合、アル・ヒラルはサウジアラビア代表DFサウード・アブドゥルハミドをローマ（イタリア1部）に売却する可能性があるある模様。同選手は昨季の公式戦51試合に出場して4ゴール9アシストを記録していた。