サガン鳥栖所属のブラジル人FWマルセロ・ヒアンは、今月16日に行われた明治安田J1リーグ第27節の北海道コンサドーレ札幌戦でスタメン出場。中東移籍の可能性が報じられる中、試合途中のSNS投稿で注目を集めている。
鳥栖の得点源である同選手は、アクシデントにより前半6分で途中交代。その後、チームは前半に3失点を喫すると、後半に一時1点差まで追い上げるも終了間際にMFアマドゥ・バカヨコのゴールで突き放されて万事休す。19位対20位の裏天王山で敗れた。
J1残留争いの行方を左右する一戦で、不本意な形でピッチを後にしたヒアンだが、試合中にインスタグラムを更新。「神よ、今日は話したくない。でも感謝はしている。良い時も悪い時もあなたは側にいるんだ」と綴っているが、この投稿内容がX上で拡散されると、「試合中にSNSしないで…」「どういうことなんだ」といった声が。「札幌戦に関することかな」といった憶測も飛び交うなど、ファン・サポーターの間で話題になっている。
一方、UAEメディア『UAEキック』は今月8日に「UAE1部シャールジャFCがヒアンの獲得交渉を進めている」とリポート。これによると、かつて鹿島アントラーズに在籍していたFWカイオ・ルーカスを擁するシャールジャFCは、ヒアンをUAEリーグの定住者枠として選手登録することを視野に入れているという。
札幌戦で敗れて、リーグ戦直近5試合で勝利から見放されている鳥栖。MF長沼洋一(浦和レッズ)、MF手塚康平(柏レイソル)、FW横山歩夢(バーミンガム・シティ)など主力選手の退団が相次いでいるだけに、多くのサポーターがヒアンの残留を望んでいる。
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