セリエA ミラン

ミラン、トッテナムDFエメルソンの獲得迫る?移籍金は約23.4億円か

エメルソン・ロイヤル 写真:Getty Images

 ミラン(イタリア1部)が、トッテナム・ホットスパー(イングランド1部)に所属するブラジル代表DFエメルソン・ロイヤル(25)の獲得に接近しているようだ。

 2019年1月にアトレチコ・ミネイロからバルセロナへ加入後、共同保有という形でベティスでプレーしたエメルソンは2021年夏にトッテナムへ加入。昨季は本職の右サイドバックだけではなく、センターバックなどでもプレーし、最終的に公式戦24試合に出場した。

 イタリア『トゥット・スポルト』によれば、ミランはトッテナムとのクラブ間合意に向けて交渉を最終段階まで進めており、今後2日以内にまとまる可能性があるとのこと。基本移籍金は1500万ユーロ(約23億4000万円)で達成難易度が少し高いボーナス100万ユーロ(約1億5000万円)で合意する予定のようだ。

 また、トッテナムは当初ブラジル代表DFに移籍金1800万ユーロ(約28億円)にボーナスを求めていたが、値引きに応じた格好に。ただ、この金額は同選手のポリバレント性を評価しているミランが当初予定していた移籍金よりも高額な金額だという。

 なお、ミランは昨季限りで退団した元フランス代表FWオリビエ・ジルーの後釜としてアトレティコ・マドリードからスペイン代表FWアルバロ・モラタを獲得。今夏に開催されたユーロ2024で主将として母国の優勝に貢献した同選手の移籍金は1300万ユーロ(約20億2000万円)となっている。