ラ・リーガ レアル・マドリード

国王杯敗退のレアル、会長がジダン監督解任を決断か。現実的な獲得可能タイトルはCLのみに

 レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長は、同クラブを指揮するジネディーヌ・ジダン監督を解任する決意を固めたようだ。25日にスペイン『ディアリオ・ゴル』が報じた。

 日本時間今朝に行われたコパ・デル・レイ準々決勝2ndレグのレアル・マドリード対レガネスの一戦は、1-2でレガネスが勝利した。1stレグでマドリードが1-0で勝利していたことから、2試合合計で2-2となったものの、アウェーゴールの差によってレガネスの準決勝進出、そしてマドリードの敗退が決定した。

 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドやウェールズ代表FWガレス・ベイル、ドイツ代表MFトニ・クロースといった主力を欠いた中挑んだマドリードはリーガ・エスパニョーラで13位のレガネスを相手にまさかの敗北を喫した。

 現在、リーガでは首位バルセロナに19もの勝ち点差をつけられており、連覇は非常に厳しい状況になってしまっている。そのことをふまえると、マドリードが現実的に獲得可能なタイトルは、3連覇がかかっているチャンピオンズリーグのみとなってしまった。

 この事態を受けて、ペレス会長はとうとう我慢の限界に来てしまい、もう既にジダン監督の解任を決意したという。昨シーズン、リーガ制覇と史上初のCL連覇を果たした指揮官の立場が、日に日に危うくなってきている。