去就注目のブレントフォードFWにマンUが獲得に名乗り？チェルシーらは関心冷める

　マンチェスター・ユナイテッド（イングランド1部）が、ブレントフォード（同1部）に所属するイングランド代表FWイバン・トニー（28）の獲得に興味を持っているようだ。イギリス『ミラー』が伝えた。

　ノーサンプトンでプロキャリアをスタートさせたトニーは2015年夏にニューカッスル・ユナイテッドへ加わると、イングランド複数クラブをレンタルで転々。ピーターバラを経て2020年夏にブレントフォードに加入すると、決定力の高さを武器にエースとしての地位を確立した。

　今季は賭博違反による長期の出場停止処分があった影響で今年1月までは試合にでれなかったトニーだが、ここまでプレミアリーグ13試合で4ゴールを記録。だが、ブレントフォードとの現行契約は2025年夏までとなっており、契約期間が残り1年になる今夏にステップアップするとの見方強まっている。

　そのトニーにはチェルシー（イングランド1部）やアーセナル（同1部）が関心を示していたが、他のターゲットを優先していることから興味は下火になっている模様。そのなかで、デンマーク代表FWラスムス・ホイルンドのパートナーを探しているユナイテッドが新たな移籍先候補に浮上しているようだ。

　なお、新体制に移行しているユナイテッドはエリック・テン・ハグ監督の去就が不透明となっているが、クラブ内部ではトニー獲得に向けた話し合いを行う準備ができているとのこと。イングランド代表FWの移籍金は4000万ポンド〜5000万ポンド（約76億6000万円〜約95億4000万円）に見積もられているという。