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代理戦争か?ティアゴ・シウバが“遅刻”のカバーニとパストーレを公の場で非難

 パリ・サンジェルマンの“内部抗争”は終わることがないのだろうか。ブラジル代表FWのネイマールとウルグアイ代表のエディソン・カバーニの不仲はかねてより知られている。しかしその悪い雰囲気がチーム内でさらに広がっている。11日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 10日に行われたフランスリーグカップの準決勝でパリ・サンジェルマンはアミアンに0-2で勝利している。しかし、試合後のインタビューでの同クラブ主将のブラジル代表DFチアゴ・シウバの表情は明るくなかった。そしてカバーニとアルゼンチン代表MFのハビエル・パストーレに対しての非難を述べたのだ。

 “事件”が起きたのはクリスマス休暇終了後のことである。全ての選手たちが休暇をおえパリに帰還したのだが、この2選手は決められていた日にちまでに帰らず問題になっていたのだ。パストーレは謝罪をしたのだがカバー二にいたってはなにもなかったかのように振舞ったという。現在このこともあり両選手は謹慎中である。

 シウバはチームのキャプテンであり、選手たちをまとめる存在である。この自分勝手な行動をが許せなかったのだろう。しかしネイマールと仲のよい同選手であるため、代理的な攻撃にうつるのではないだろうか。同選手は彼らをこう非難している。

「二人ともチームにとって、チームのまとまりにとってよくないことをしたんだ。クラブにとって重要な時期であるというにもかかわらずだ。こういうことをする前にちょっと考えるべきだった」

 そしてシウバはそのインタビューの中で移籍が予想されているパストーレの将来についても触れている。これは移籍可能性の報道を決定付けるものだった。

「まあパストーレにとってはちょっと違うかもしれない。彼は移籍したがっている。多分それで合意したんじゃないかな」

 このように述べたためパストーレに関しては不明だが、同選手はカバー二の重要性を理解している。そのためこのようなコメントも残している。

「謹慎が早くとけることを祈っている。クラブは何をすればいいか知っているはずだ」

 なおこのインタビューのあとパストーレは自身のインスタグラムで自身に関するシウバの発言を全て否定している。そしてシウバに自分の将来にかんしても、遅刻の理由も何も話したことがないとのべた。