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浦和、タイ代表エカニット獲得へ「練習参加で最も印象的」ムアントンと交渉

エカニット・パンヤ 写真:Getty Images

 浦和レッズは先月、パートナーシップ提携先のタイ1部ムアントン・ユナイテッドから3選手を練習に招待していた。その練習生のひとりであるMFエカニット・パンヤが浦和へレンタル移籍すると、タイ国内で報じられている。

 浦和は2021年9月にムアントンとパートナーシップに関する覚書を締結。以前からタイ人選手獲得の可能性が報じられる中、タイ代表MFウィーラテップ・ポンパーン、MFジャルンサック・ウォンコーン、エカニットの3選手が先月中旬から2週間にわたり浦和の練習に参加していた。

 タイメディア『SMM SPORT』の報道によると、エカニットが最も印象的なパフォーマンスを発揮し、浦和幹部から高い評価を受けたとのこと。浦和は現在、買い取りオプション付きの半年レンタルによるエカニット獲得にむけてムアントンと交渉しているという。

 エカニットは左利きの攻撃的MFであり、2022/23シーズンからムアントンでプレー。左ウイングやインサイドハーフなど複数ポジションを任せられる中、今季は27試合の出場で3ゴール3アシストをマーク。昨年12月から今年1月にかけて行われた東南アジアサッカー選手権大会で全試合出場と、タイ代表でも実績を積み重ねている。

 なおJリーグでプレーするタイ代表選手は、MFスパチョーク・サラチャートが北海道コンサドーレ札幌に在籍。大半の試合で途中出場であるが、4月19日のYBCルヴァンカップ・サガン鳥栖戦で2ゴール1アシストと結果を残している。

 一方で川崎フロンターレ所属MFチャナティップ・ソングラシンは、コンディション不良もあり出場機会が減少。今季はここまでリーグ戦で2試合の出場にとどまっており、タイ1部BGパトゥム・ユナイテッド移籍間近と報じられている。