元C大阪・坂元達裕が渡辺剛と同僚に？ベルギー1部ヘントが争奪戦リードか

　かつてモンテディオ山形やセレッソ大阪に在籍していたMF坂元達裕は、KVオーステンデでのベルギー1部リーグ2022/23シーズンを終了。DF渡辺剛を獲得したKAAヘントなどベルギー1部複数クラブによる坂元の争奪戦に動きがあるようだ。

　坂元は昨年1月にC大阪からオーステンデへレンタル移籍すると、早速レギュラーに定着。2021/22シーズン終了後に完全移籍へ移行するとともに、オーステンデと新たに3年契約を結んでいた。そして今季もリーグ戦34試合中29試合の先発出場で6アシストと、攻撃陣の主力選手として活躍。しかしチームは7勝6分21敗で16位と、1部残留圏内の15位オイペンに勝ち点1差及ばず2部降格となった。

　同選手の去就については、ベルギー紙『Het Nieuwsblad』が先月下旬に「以前からヘントやKRCヘンクの獲得候補にあがっている」と報道。ヘントと日本代表FW伊東純也の古巣であるヘンクの2クラブが新天地候補となっている。

　ただベルギーメディア『Voetbal』の報道によると、坂元の争奪戦は現時点でヘントがリードしている模様。ヘントは移籍金200万ユーロ（約3億円）での同選手獲得を狙っているという。

　ヘンクは、今季のベルギー1部リーグを2位で終了。上位4クラブによりプレーオフを2勝2分2敗で終え、ロイヤル・アントワープから勝ち点1差の2位とタイトルを逃している。一方ヘントは今季レギュラーシーズンを5位で終了。5位~8位の4クラブによるプレーオフを首位で終え、すでに来季UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ出場を決めている。