かつて川崎フロンターレやサンフレッチェ広島でプレーしていたブラジル人MFハイネルは、昨季限りで横浜FCを退団。3カ月にわたり去就不透明となっていたが、ブラジル国内クラブへの復帰がほぼ確実となったようだ。
同選手は2017年に川崎でプレーし、来日1年目にしてJ1リーグのタイトルを獲得。2019年から3シーズンにわたりサンフレッチェ広島に在籍した後、2021シーズン終了後に横浜FCへ加入。昨季はJ2リーグで14試合に先発出場したものの、シーズン終盤にスタメンでの出場機会が減少。昨年末にレンタル移籍期間満了による退団が正式決定していた。
ブラジルメディア『グローボ』の報道によると、ハイネルはレンタル元であるブラジル2部トンベンセFCへの復帰で合意に達したとのこと。トンベンセFCには2011年に加入したものの、ブラジル国内クラブやJリーグクラブへのレンタル移籍を10度以上にわたり繰り返していた。
なおトンベンセFCは昨季、ブラジル2部リーグで10勝15分13敗。3部降格圏の17位セントロ・スポルチーヴォ・アラゴアーノから3ポイント差の15位で終えている。ブラジル国内の移籍期間が来月4日までである中、ハイネルは母国で再起を図ることになりそうだ。
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