セルティック所属FW古橋亨梧が、日本代表落選に言及した。森保一監督が古橋メンバー外の要因のひとつにスコットランド1部リーグをレベルを挙げる中、同選手は冷静さを保っている。
古橋は2021年7月にヴィッセル神戸からセルティックへ完全移籍。海外挑戦1年目からゴールを量産すると、今季もここまでリーグ戦27試合の出場で20ゴール。セルティックの絶対的ストライカーとして活躍しているが、今月下旬に行われるキリンチャレンジカップ2試合の日本代表にも選ばれなかった。
森保監督は同選手の招集外について「リーグのレベルや置かれている状況もあったり、いろんなことを考えての招集です」と説明。間接的にスコットランド1部リーグのレベルが低いと主張したと複数の英メディアが解釈しているほか、複数のセルティックOBが日本代表監督の選考方法を批判している。
古橋の日本代表落選を巡ってイギリス国内で議論が白熱する中、本人は英紙『デイリーレコード』のインタビューにおいて「個人として、僕はまだ長い道のりを歩んでいます。小さな階段をひとつひとつ登っていかないと、未来はありません」とコメント。
「日本代表のことは考えず、セルティックでの試合に集中しています。セルティックでは前田大然がセンターフォワードとしてプレーしている試合もありますし、僕がスタメンで出られる保証はないと思っています」と、セルティックでのプレーに集中していることを強調した。
また古橋は今後の目標を聞かれると、「リーグ戦で20ゴールをあげましたし、25ゴール、30ゴールを目指したいですね。どの試合でもチャンスは多いですし、ゴールを決めないといけない場面はたくさんあります」と発言。
『デイリーレコード』は同選手のコメントを受けて、「セルティック、スコットランドリーグのレベル批判を受け、強気のゴール宣言を行った」と綴っている。
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