明治安田生命J1リーグ鹿島アントラーズ元監督のレネ・ヴァイラー氏が、母国スイスに復帰。浦和レッズ所属FWアレックス・シャルクの古巣であるセルヴェットFCの次期監督に就任した。
ヴァイラー氏はベルギー1部アンデルレヒトやエジプト1部アル・アハリをへて、2021年に鹿島の監督に就任。2021シーズンのJ1リーグを4位で終えたが、昨年7月以降にリーグ戦で2分4敗と失速。8月上旬に鹿島監督を解任となっていた。
その後、同氏にはリーグアン(フランス1部)ナント監督就任の可能性が報じられたものの、噂は立ち消えに。半年以上にわたりフリーの身となっていたが、今月20日になって2023/24シーズンからスイス1部セルヴェットFCを率いることが正式決定。両者は2年契約を結んだほか、契約には1年間の契約延長オプションも含まれている。
ヴァイラー氏はセルヴェットFC監督就任をうけて、「ジュネーブに戻って再びこのクラブで仕事をすることになり、とても嬉しい。クラブの野心とビジョンに魅了された。選手、スタッフと一緒に競争力のある野心的なチームを作り上げることを楽しみにしている」とコメントを残している。
セルヴェットFCはスイス1部リーグを17度制した古豪。今季はここまでリーグ戦で8勝12分5敗と、首位ヤングボーイズから18ポイント差をつけられているが、来季UEFAチャンピオンズリーグ予選出場圏内の2位につけている。グラスホッパー・クラブ・チューリッヒ所属の日本代表DF瀬古歩夢やMF原輝綺ら日本人選手と対戦する可能性もある。
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