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「セルティック古橋亨梧が一番うまい」小田裕太郎の同僚が盗んだ技術明かす

古橋亨梧 写真:Getty Images

 セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧の活躍ぶりが、スコットランド1部リーグでプレーするストライカーに影響を与えている。ハーツで元ヴィッセル神戸所属選手のFW小田裕太郎のチームメイトが、古橋亨梧の凄さや同選手から学んでいることを明かした。

 ハーツ所属のFWジョシュ・ギネリーはイングランドの複数クラブを渡り歩き、2020年9月からスコットランド1部リーグの舞台でプレー。今季は前線3トップの中央や右ウイングでコンスタントに出場機会を得ており、7ゴール2アシストと結果を残している。

 そんなギネリーは今月はじめ、英紙『ヘラルド』のインタビューに対応。今季ここまでの振り返りを求められると、「今シーズンは、ペナルティースポットにとどまるなど、状況にうまく対処できなかったことが何度かあった」と自身の改善点を挙げた上で、「他のストライカーを見ると、スコットランド1部リーグで一番うまいのは古橋亨梧だね」とコメント。

 「(2月26日の)スコティッシュリーグカップ決勝戦でのゴールを見ると、古橋亨梧のポジショニングはいつも正しいんだ。素晴らしい選手だし、彼のプレースタイルを研究しているよ。彼を研究したおかげで、(今月4日の)セント・ジョンストン戦でゴールを決められたんだ」と、古橋亨梧の特徴を取り入れていることを明かしたのだ。

 古橋亨梧は今季ここまでリーグ戦で19ゴールをマーク。得点ランキング首位を走っているほか、先月26日のスコティッシュリーグカップ決勝・レンジャーズ戦でも2得点。セルティックに今季初タイトルをもたらしているほか、現地メディアからは同選手を今季のスコットランド1部リーグ最優秀選手賞に推す意見も上がっている。

 なおハーツは今月8日のリーグ戦でセルティックと対戦すると、11日のスコティッシュカップ準決勝でも再びセルティックと顔を合わせる。それだけにギネリーにとっては、古橋亨梧との直接対決を前に特別な感情を抱いていることだろう。